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天城流湯治法とは・・・

正常な体は、骨、腱、筋肉がそれぞれがバラバラで稼働し、リンパ液や血液がスムーズに流れています。リンパ液や血液は骨や腱、筋肉のクッションの役割をしています。

骨に腱や筋肉がくっついてしまうと、例えば、外からの強い衝撃があった場合、クッションによって強い衝撃が弱まわらず、けがをしやすくなってしまうことがあります。また、血流が悪くなるということは冷えや肩こりなど体の不調が起きやすくなります。

骨、腱、筋肉がくっついてしまうことを滞りがあると表現し、この滞りを本来の状態に戻しましょうということを行います。これが天城流湯治法(以下、天城流)です。



天城流の特徴・・・①痛みのあるところに原因はない。②似た形、言葉は共鳴する。フラクタル理論。相似性。③即効性がある。

例① 膝が痛いとき、足の裏に腱がくっついてしまって、ここから引っ張られ膝が痛くなっていることがあります。

例② 顔の頬=おっぱい=手の金星=頭の後ろ=肩甲骨=おしり これらは全部共鳴します。なので、肩甲骨が痛いときに、痛いところには原因はなく、頭の後ろをほぐすことで肩甲骨の痛みが取れたりします。それから、尾骨と鼻骨など言葉による相似性があります。

例③ 即効性があるので、ほぐしても改善されないときは、別の場所に原因があるということになります。



では、なぜ滞るのでしょうか。

原因は、咀嚼不足だからです。

よく噛んでから飲み込まない➡大きな食べ物が胃で消化出来ない➡次の小腸や十二指腸で消化することになる➡それでも終わらないと大きいまま大腸に行く

本来、内臓はぷかぷかと浮いていたいのに、咀嚼が少ないことで本来すべき仕事ではない仕事がストレスとなり硬くなってしまうのです。これにより、硬くなったところから引っ張られて体が不調を来すのです。どのくらい咀嚼したらいいのか・・・ずばり、47回噛む! 食べ物が溶けてなくなるまで噛みましょうと言うことです。

整体なのに咀嚼と思われるかもしれませんが、天城流ではこれが基本となります。

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